移住者さんに聞いてみた!
移住前と比較して
勝浦の気候ってどうですか??
勝浦の夏と冬の気候について、リアルなエピソードを移住者の皆さんに聞いてみました!海エリア・山エリア別でご紹介します!
木村 一紀さん
移住した年:2020年10月〜
前居住地:東京都
出身地:埼玉県熊谷市
移住のきっかけ:リモートワークをしながら趣味のサーフィンをするために
体質:暑がりだし寒がり
勝浦はなんだかんだで本当に涼しいですね、気温が全然違うんですよ。むしろ寒いくらい。
エアコンを付ける日が圧倒的に少ないんです。勝浦に来る前は東京に住んでいたのですが、エアコンはずっとつけていましたからね。
私の出身は埼玉の熊谷というところですが、日本で一番気温が高い場所として有名です。20歳くらいまで熊谷で過ごしていたのですが、体感としては蒸したサウナのような、外での活動ができないくらい夏は暑いです。
ただ、勝浦も常に涼しいわけではなく、年に2〜3日は「今日は暑すぎる」と思ってしまうほど、どうしても暑い日があります。ですが、自宅は海の目の前なので、窓を開けっぱなしにしていれば、気持ちのいい涼しい海風が入ってくるんです。
山より海沿いの方があったかいと感じます。ある冬の日、勝浦の山の方に住んでいる友人と一緒にサーフィンをしたのですが、朝、彼が山から降りてくると車もサーフボードも雪で真っ白になっていてびっくりしました。海沿いではもちろん雪は降っていなくて、山の方だけ降っていたみたいです。
家の暖房器具はエアコンと石油ストーブを使っています。どちらも一緒に使うことはあまりありません。夏と一緒で冬の季節の内、2〜3日すごく寒い日もあるので、その時くらいですね。手足がかじかむほどの寒さではないので、我が家ではこたつは必要なく暮らせます。
出身地の熊谷の冬は「空っ風」という冷たい乾いた風が吹いてきて、耳が痛くなるほどの寒さなんですが、勝浦は水分を含んでいるような柔らかい風だと感じます。
夏は夜〜朝にかけて洗濯物を干すと、勝浦の山の方では乾かないんです!夜は気温が下がるので朝との寒暖差が激しくて朝露がすごいんです。それほど夜は寒いくらい涼しくなるので、薄めの羽毛布団はかかせなくて…!人によっては厚手でもいいくらいかもしれません(笑)タオルケットでは寒くて寝られないです。
特にうちは山の中に家があるので、緑に囲まれている環境も影響していると思います。勝浦の山の地域でもふもとに住んでいる方とはさらに気候が違うみたいです。
でも、もちろん真夏の日中は暑いのでエアコンを使う日もそれなりにあります。10年勝浦に住んでいますが、2023年は本当に暑くて…。移住し始めた頃は水浴びしたりして、エアコンがなくてもなんとか過ごせていましたね。日中は近隣の山間部の町と同じ気温だと思っていいと思います。夕方以降は外の方が涼しいので、窓全開にして扇風機で空気を循環させて夜には涼しくなっています。
勝浦の山の冬は思ったより寒かったです。前居住地の栃木県那須塩原の冬はマイナス10度台とかだったので、それよりはあったかいんですが。「千葉あったかいぜ!いえ〜い!」と最初の期待値が高すぎたのか、「あれ?普通に寒い…?」となった記憶があります。勝浦の山の方では、海の方と比べてマイナス3〜4度くらいでしょうか。
完全移住の前、栃木から何度か通っていた時に勝浦で大雪が降ったんですよ。移住してからも2年くらいは毎年雪が降ってましたね。こんなに降るもんなんだな〜って。もちろん海沿いの市街地では降っていませんでした。
冬場は車の窓ガラスが凍ります。雪が降ったら積もってしまうので、スタッドレスタイヤは毎年11月くらいから履いてます。3月の終わり〜4月の始めにかけて雪が降ったこともあるので、4月の落ち着いた時期に履き替える感じです。